2010-04-14 第174回国会 衆議院 外務委員会 第12号
それから、資源外交ですけれども、エネルギーとか食料など国民生活の基礎をなす資源の多くを海外に依存している日本にとって、その資源安全保障の維持確保というのは、我が国の基本的外交目標の一つであります。 政府の中でもいろいろ議論しておりますけれども、もう少し政府が前に出て、役割を果たしながら、資源の確保ということに努めていく必要があるのではないか。
それから、資源外交ですけれども、エネルギーとか食料など国民生活の基礎をなす資源の多くを海外に依存している日本にとって、その資源安全保障の維持確保というのは、我が国の基本的外交目標の一つであります。 政府の中でもいろいろ議論しておりますけれども、もう少し政府が前に出て、役割を果たしながら、資源の確保ということに努めていく必要があるのではないか。
資源安全保障の維持強化は、基本的外交目標の一つであります。 特に、新興国の資源需要の増大、資源ナショナリズムの高揚、資源価格の中長期的高騰傾向、こういったことを受け、また地球規模の気候変動の影響等により、資源をめぐる国際的な状況は大きく変化していると認識しております。
とことんその点の議論というものを日本の基本的外交を進める際に理念に基づいて詰めていなかったのではなかったのかという気がしてならないんですよ。いかがでしょうか。
すなわち、アルゼンチンによる武力行使は、紛争の平和的解決及び武力不行使という国連憲章の基本原則に反し、また国際紛争解決の手段として武力による威嚇及び武力行使を永久に放棄しているわが国の基本的外交方針とも相入れないものである、わが国の友好国である両国間の領土問題は外交交渉によって平和的に解決されることを希望する、これが基本的立場です。
○井上(一)委員 対米外交を基軸にしているのだというわが国の基本的外交方針の中で、ECが伝えるであろう、そのことによってアメリカが理解してくれるであろう、そんな頼りない外交では困りますね。わが国の自主的な主体性のある外交というものはそういうものであってはいけない。アメリカのカーター大統領が要請しているものは何なのかといえば、いま大臣も言われたように経済制裁、このことなんでしょう。
憲法の前文の点もここで改めて申し上げるまでもないのでありますが、日本の基本的外交の姿勢というのはここへ置かれたことによって、今後世界における日本の位置づけというのが決められていく問題になるのだ、こういう点を明確にすることが一番大切なんだということを私は言いたいので、これについてもひとつ外務大臣にこの際御見解を伺っておいた方がいいと思いますので伺います。
総理並びに外務大臣は、今後のわが国の基本的外交方針は全方位平和外交であると言われているわけであります。しかし、この全方位平和外交についての政府の説明は、いまひとつ国民がはっきり理解できない説明だと私は思うのです。改めてここで、全方位平和外交とは一体どんなものなのかを外務大臣からお答え願いたいと思います。
しかし、この外務省の基本的外交の方向という説明の中にも、全方位外交という言葉は一つも書かれていないわけであります。いま言われた、広く世界の国々との間に交流を深めて意思の疎通を図っていくのだ、そして、政治体制のいかんを問わないのだということが全方位外交なのですか。
すべての紛争を交渉によって解決することがわが国の基本的外交原則であるというところからも、政府は中国政府に対して正式な話し合いというものを求めてもいいのではないか、このように思うわけですけれども、この点はいかがでしょうか。
によって日中関係が安定した基礎を持つことは、イデオロギーや体制の相違を超えて、世界の平和と繁栄を求めていこうとする国際社会の現状に沿うものであるという、この条約締結のための目的というか、考え方を申し述べ、そしてこれがアジア平和安定の基礎であるという結びのもとに、最後に、政府としては具体的な条約交渉に際しては、内容を言うわけにはいかぬけれども、いずれの国とも平和友好関係の維持に努めるというわが国の基本的外交政策
私は、今般、第三十二回国際連合総会に日本政府首席代表として出席して、平和に徹するわが国の基本的外交姿勢を強調するとともに、アジアの平和と安定のため努力する決意を披瀝し、あわせて軍縮、南北問題等についてのわが国の立場を強く主張してまいりました。また、同総会出席の機会に、各国の外交責任者との間に、共通の関心を有する諸問題について率直かつ有意義な意見交換を行い得た次第であります。
私は、今般、第三十二回国際連合総会に日本政府首席代表として出席をいたし、平和に徹するわが国の基本的外交姿勢を強調するとともに、アジアの平和と安定のため努力する決意を披瀝し、あわせて軍縮、南北問題等についてのわが国の立場を強く主張してまいりました。また、同総会出席の機会に、各国の外交責任者との間に、共通の関心を有する諸問題について率直かつ有意義な意見交換を行い得た次第であります。
私ども日本の国際的立場を踏まえ、国益を体し、日本の国際的信用をになって、どんな困難がございましても基本的外交政策は貫いていかなければならぬと考えております。
だから、私はいま申し上げますように、外交というものは、最初の基本的外交の態度、同時にまたその結末、これは秘密であってはならない、やはりそれは堂々としなければならない、しかし、その中のやり取りの途中の問題を一々話しするわけにいかない、かように申し上げておるのです。
漸次友好関係を増すことはもちろん努力しなければなりませんが、今日の両国に対するわが国の基本的外交姿勢の差異は、複雑な国際的沿革のある結果でありまして、これを変更することは慎重を要するものと考えます。総理の御所見を伺って私の質問を終わります。(拍手) 〔国務大臣佐藤榮作君登壇、拍手〕
(拍手)これは同時に、沖繩の返還と並んで一九七〇年代の日本の基本的外交路線を方向づけ、国内政治の基盤をも確立する重要な意義を持つものであります。(拍手) 今回の日米会談において、沖繩の返還がいわゆる七二年、核抜き、本土並みというわが国の要望どおりの線で実現を見たことは、すこぶる満足すべきことであります。(拍手)総理の努力に対し、ここに敬意を表するものであります。
わが国の基本的外交方針は、善隣友好、平和外交に徹する、この一語に尽きると思います。このことはたびたび申し上げたので、もうすでによく御承知のことだと思います。
○国務大臣(佐藤榮作君) 先ほど来、わが国の基本的外交方針、これを説明いたしております。これを十分日本の国民大多数の方は支持しておると思います。また社会党の方といえども、ベトナムにおいてかような戦闘行為が行なわれておる、一日も早くこれが平静に帰するべきだ、そういうことを願っていらっしゃるに違いないと思います。その点では、全部の国民が一致している。
総理の基本的外交姿勢の一つに、善隣外交の推進ということが言われております。しかしながら、少なくとも日韓審議をめぐって知り得たことは、およそ観念的なものであったということを証明したにすぎなかったのであります。日韓条約の批准に伴い、日本の置かれた立場はきわめて微妙であり、激動するアジア情勢の中にあって、積極的な善隣友好のアジア外交が望まれますときに、政府は、いかなる方策をもって対処されるのか。
〔議長退席、副議長着席〕 私は、このたび、国際連合の第二十回総会に出席してわが国の基本的外交政策を表明してまいりました。その機会に、私は、あらゆる機会をとらえて各国代表と親しく懇談いたしました。私は、各国特に先進諸国が世界の平和を確保するためにそれぞれ相応の犠牲を払いつつ努力していることに、深い感銘を受けたのであります。